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12月22日
四条畷市、市長選挙に電子投票
任期満了に伴う大阪府四条畷市の市長選挙で、銭谷翔氏が当選しました。
今回の選挙は、全国で8年ぶりとなる「電子投票」で実施されました。電子投票とは、有権者が専用のタブレット端末で候補者を選んで投票するというやり方です。
メリットとしては、開票作業の人件費や時間が削減できるという点。さらに、候補者の書き間違えによる無効票の削減、文字を書くのが難しい障害のある人も投票が容易になるという点です。
デメリットとしては、システムの不具合により投票に影響が出ること。（過去に前例あり）また、端末を借りたりする費用が高く、総じて費用削減につながるのか疑問だという声もあることです。
今回、四条畷市の選挙でも開票作業の人員は削減しても、投票所の職員は増員して候補者への案内等にあたったといわれています。
各選挙権と被選挙権の確認（年齢）
| 選挙権（投票する側） | 被選挙権（投票される側） | |
| 衆議院議員 | 満18歳以上 | 満25歳以上 |
| 参議院議員 | 満18歳以上 | 満30歳以上 |
| 都道府県知事 | 満18歳以上 | 満30歳以上 |
| 都道府県議会議員 | 満18歳以上 | 満25歳以上 |
| 市区町村長 | 満18歳以上 | 満25歳以上 |
| 市区町村議会議員 | 満18歳以上 | 満25歳以上 |
選挙権は満18歳以上、被選挙権は参議院議員と都道府県知事が満30歳以上、それ以外は満25歳以上と覚えましょう。
※実際、愛知県の令和5年度の入試で市議会議員の選挙権と、被選挙権の年齢に関する問題が出題されています。
12月24日
政策活動費、全面廃止へ
使いみちの公開が不要とされる政策活動費の全面廃止が明記された政治改革関連法が可決、成立しました。
この討論で自由民主党の永井学氏は「徹底的公開により、おかしなお金のつかいかたがないか国民にチェックしてもらうことで、政治改革を進める法案となっている」と述べました。
温室効果ガスの削減目標がまとまる
環境省と経済産業省は温室効果ガスを2013年度比で、2035年度に60％減、2040年度に73％減とする新たな削減目標をまとめました。
2020年7月1日から始まった「レジ袋有料化」も温室効果ガスを削減する施策の一例。
レジ袋は製造や捨てられた後の焼却の過程で、温室効果ガスが出るため、地球温暖化の原因になるといわれています。
12月25日
アゼルバイジャン航空の旅客機が墜落
アゼルバイジャンからロシア南東部にあるチェチェン共和国に向かっていたアゼルバイジャン航空の旅客機がカザフスタン西部で墜落する事故が起きました。この事故で、38名が死亡しています。
ロシアの防空システムが原因で墜落した可能性があるとアメリカのメディアが報じました。
28日にロシアのプーチン大統領が、アゼルバイジャンのアリエフ大統領との電話協議で、「ロシアの領空で悲劇的な事故が起きた」と謝罪しました。
